真宗大谷派 少林寺
ホーム
寺院紹介
行事ご案内
アクセス
真宗大谷派

真宗大谷派


真宗大谷派(しんしゅうおおたには)は、浄土真宗の宗派の一つです。
京都府京都市下京区にある「真宗本廟」(東本願寺)を本山としています。
別院、教会を含む所属寺院数は、約8,900寺。
「大谷派」・「大派」・「谷派」と略称されます。



真宗大谷派 教義の特徴


真宗大谷派では、釈尊の説いた「浄土三部経」は、
“一如真実”を説くための“方便”であると捉えます。
一如真実とは、差別なく平等であることが真実であることを意味し、
方便とは、仏が衆生を教化・救済するために用いるさまざまな方法のことです。


“極楽浄土”は、凡夫の煩悩による
「死後に一切の苦が無い世界」を方便として説き表しています。
その“極楽浄土”とは、「あの世」・「死後の世界」というような、どこか別の世界の事象ではなく、「真実の象徴」として捉えられます。
その真実に出遇い、目覚めさせられることによって、自らが虚仮不実(心や行為が真実でないこと)の身・不浄の心でしかないことが知らしめられます。
つまり真実に自分自身が照らされることにより、慙愧せしめられ(自分の行動や言動を反省して恥ずかしく思うこと)、真実を願わしめられる、一元的、自覚的な捉え方をします。


真宗大谷派では、「死後の世界の事を問題として恐れながら生きる」のではなく、 「今の自分の生き方・考え方を慚愧心を持って問い続け生きる」のが肝要であるとします。
慚愧心を持って生きるといっても、煩悩を消し去ることを言っているのではなく、
親鸞は『一念多念証文意』に於いて、
「凡夫というは、無明煩悩我らが身に満ち満ちて欲も多く、怒り、腹立ち、嫉み、妬む心多くひまなくして、臨終の一念に至るまで止まらず、 消えず絶えずと水火二河の例えに現れたり」
と、死を迎えるまで煩悩は消えることがないと述べています。


つまり、生きている限りどこまでも自己中心的な考え方しかできない凡夫が、
「阿弥陀仏のはたらき」(自己を問い続けることに目覚めさせられるはたらき)
により、煩悩を持ったまま「往生の道」を歩むことができる。
阿弥陀仏のはたらきに気付かされると、身には「合掌礼拝」とあらわれ、
口には「南無阿弥陀仏」と報恩の念仏となってあらわれるとする。
したがって浄土真宗は、
「合掌礼拝・称名念仏することによる利益(りやく)により救われる」
という教えではありません。


また、善を功徳として積むことによって救われる教えでもありません。
凡夫は善を功徳として積もうとすると、「私は他の人よりも善い人間である」と慢心を起こし、慚愧心を失います。


死への怖さである「死苦」を例にあげると、「死苦」を恐怖としてのみ受け止めるのではなく、「阿弥陀仏のはたらき」に気付かされることにより、「死苦」を「苦」として受け入れることにより、「今をありのままに生きる」、「今を大切に生きる」という救いとなります。


「人の死は、誰にでも平等に訪れる」
「自分の死が、いつ訪れるかは分からない」
つまり死を恐れ忌むより、「今、人として生があること」の大切さを知らされます。
葬儀・法事等も、故人を通して、自己の「生」の有限性を知らされ、「今」の大切さを知るための仏法に触れる場です。
ゆえに故人は、阿弥陀仏のはたらきを知らしめしてくれた「諸仏」とされます。


浄土真宗における葬儀は、故人を成仏させるという儀式ではなく、
僧侶は引導を渡すのではなく、仏法を参列者に伝えるための存在です。
また一般に考えられがちな、現世の行いにより死後に落ちるとされる「地獄」も、
自分の生き方・考え方によって、今もたらされている世界であるとされています。
曽我量深は、「浄土は言葉の要らぬ世界である 人間の世界は言葉の必要な世界である 地獄は言葉の通じない世界である」と地獄感を法語に表しました。
つまり言い争うだけで、言葉の通じない(意思の疎通・対話・議論の無い)世界が、「地獄」であるとされています。
その「地獄」は、人と人との関係によってもたらされ、
その端的な例が、戦争に他なりません。


大谷派を問わず浄土真宗では、「仏法」は知識としての「学問」ではなく、「聞くこと・読むこと」によって「自分の生き方を問う」ためのものであるとされます。
そのため仏法(法話)を聴聞することを「聞法」とよび、「念仏」(称名念仏)とともに重要視されます。
同派の朝・夕の勤行は、親鸞の「正信偈」・「三帖和讃」・蓮如の『御文』を声に出して読み、耳で聞く、「聞法」です。
勤行は、修行(善行)としての意味を持たないとされ、
また浄土真宗では、寺を「聞法の道場」と位置付けています。
すなわち「自己の生き方を問い直す道場」として浄土真宗の寺は存在し、
その目的で門徒は寺を護持する。
住職は「聞法の道場」を守るための僧侶ということになります。


真宗大谷派




真宗大谷派 少林寺



Copyright(c) 真宗大谷派 少林寺 All rights reserved.